【初心者向け】マーケティングとは?【定義や全体像を簡単に解説】

マーケティング基礎知識

「マーケティング」の言葉は知っているけど、一言でいうとなに?
マーケティングについて学びたいけど、まず全体像を知りたいな。

そんな方に向けて、本記事ではマーケティングの定義、全体像を具体例を使いながらわかりやすく解説します。
これからマーケティングを勉強したい方はぜひ読んでみてください。

本記事を書いた人

リコッタ
リコッタ

大学でマーケティングを専攻し、花王や食べログでマーケティングに5年以上従事。多くの新製品や新規事業を立ち上げてきました。

マーケティングってなに?定義、意味を解説

マーケティングとは一言でいうと、「顧客に買ってもらえるようにすること」です。

例えば、メーカーが消費者に自社の商品を買ってもらうことや、営業担当が営業先に自社の商品を選んでもらうために行う、一連の活動のことを指します。

マーケティング戦略は、以下の流れで行われます。世の中の様々なマーケティング活動は、以下のどこかに属しています。

  • 顧客や市場を知る(顧客調査、市場分析
  • どんな顧客ニーズがあるか分類をする(セグメンテーション
  • どのニーズの層を狙うかを決める(ターゲティング
  • どんな作戦をとるか考える(ポジショニング
  • 実際に作戦を実行していく(マーケティングミックス

より理解を深めるため、「職場でモテる(=顧客に買ってもらえる)」を例に、マーケティング戦略の一連の流れを具体的に解説したいと思います。

マーケティングの一連の流れ【「職場でモテる」を例に考えてみる】

STEP① 職場女性のニーズを知る(分析、セグメンテーション)

男性社員のAさんが「職場で一番モテたい!」と思ったとします。
さて、Aさんがモテるためには、まず職場女性のニーズを知ることが必要ですね。

職場女性にアンケートを取ってみると、主に以下のような声がありました。

面白い人が好き!

スポーツ好きな人が好き!

イケメンがいい!

このように、モテたい対象となる職場女性(マーケティング用語だと「ターゲット層」といいます)のうち、同じニーズを持った人を分類することを「セグメンテーション」といいます。

これでまずどんな人が職場でモテるかを把握することができました。

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STEP② どんな人にモテたいかを決める(ターゲティング)

アンケートから、「スポーツ好きな人がいい」と答えた女性社員が一番多く、職場女性のうち半数を占めていることがわかりました。
職場で一番モテたいと思っているAさんは、大多数の支持を集めるスポーツ好きを目指すことにしました。

このように、どんな人に選んでもらうかを決めることを「ターゲティング」といいます。

これでどの女性たちにモテたいか、目標を定めることができました。

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STEP③ 具体的にどんなスポーツにするかなど、作戦を考えていく(ポジショニング)

スポーツといっても観るのかプレイするのか、どんなスポーツがいいのか等、決めるにはまだ考えることがありそうです。
そこでAさんは、職場男性と比べて差別化できるポジションはないかを整理して考えてみました。

そうすると、個人競技でプレイする枠が空いていることがわかります。
そこで、テニスサークルを開いて、興味がある社員に声をかけてみることにしました。

このように、競合に勝てる土俵を探すことポジショニングといいます。主に競合の訴求ポイントや提供価値を整理して、まだニーズを満たせていないポジションはないか考えることを指します。

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STEP④ 考えた作戦を実行していく(マーケティングミックス・4P)

スポーツ好きな女性社員にモテるため、テニスサークルを開いてアピールすることに決めたAさんは、テニスを練習したり、チラシを作って配布したり、社内報で呼びかけたりなど行いました。

このように、考えた策を具体的に実行していくプロセスマーケティングミックス(4P)といいます。

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今後サークルに人が集まってきて女性社員にスポーツ好きがアピールできれば、職場で一番モテる日が来るかもしれません。

マーケティング全体像と流れ【まとめ】

Aさんが行った行動は、基本的なマーケティング戦略の一連の流れとなっています。

一連のプロセスで共通していることは、「顧客視点で考える」ということです。

顧客がどんなものを好み、どんなものだと買ってもらえるのか…という顧客視点に立って考えることがマーケティングの基本的な考え方であり、一番重要なポイントといえます。

マーケティングをさらに学ぶ方法【おすすめ本、オンライン講座を紹介】

マーケティングはフレームワークや専門用語も多く、実際に業務などで使えるところまで学ぶには勉強やコツが必要です。

そこで、初心者の方でも実際に学んで活用できるおすすめの本や講座をご紹介します。

USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門 (角川書店単行本)/森岡毅

私も尊敬する元P&G森岡さんが書かれたマーケティング本です。マーケティングの定義や理論をわかりやすく具体的に解説されています。また、理論をUSJで実際に活用し立て直した数々のアイディアは痛快で、大変腹落ちする内容になっています。

初心者からマーケティングに従事している中級者にもおすすめしたい本です。

 

お客さまには「うれしさ」を売りなさい 一生稼げる人になるマーケティング戦略入門/佐藤義典

グロービスなどでも講師をされている佐藤さんのマーケティング入門書です。日常の買い物を例にしながら解説しているため、用語や一連の流れを学ぶのにとてもわかりやすい内容となっています。初めてマーケティングを学びたい人におすすめです。

 

[図解]大学4年間のマーケティングが10時間でざっと学べる/阿部 誠

大学の4年間で学ぶマーケティングの要点をぎゅっとまとめた本です。マーケティングの基本的な考え方から、最先端の理論までをしっかり網羅してくれています。まずはマーケティングの用語や理論について網羅的に学びたい人におすすめ。

コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント 第12版 / フィリップ・コトラー&ケビン・レーン・ケラー

なんと1,000ページにわたる重厚な本で、9千円くらい(!)します。
しかし、マーケティングで学ぶべき知識が詰め込まれたマーケターのバイブルといえる、マーケティングの神様コトラーによる名著です。
カラーも使われていてテキストも非常に分かりやすく、意外とスラスラ読めると思います。
マーケティングや経営に関わる人なら、家においておきたい一冊です。

④ グロービス オンライン講座

ビジネスを学べるオンライン動画サービス
グロービス学び放題は、グロービスが保有するビジネスナレッジを、基礎から応用まで、いつでも、どこでも学べる動画サービスです。

私もメーカー時代に会社の研修でお世話になったグロービスのオンライン講座です。

マーケティングの基礎知識はもちろん、過去企業がどのように活用したのか、実際の仕事で使ったらどうなるか等を学ぶことで、具体的な業務に落とし込めるのが最大のメリットです。

最初の7日間は無料で受講し放題なので、お試しに受講してみるのはいかがでしょうか。

 

以上、マーケティングの初心者向け解説でした。

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