マーケター基礎知識|Web広告の基本的な種類と特徴

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Web広告ってどんな種類があるの?いっぱいあって全体像がよくわからない・・・

そんなWeb広告に関わる方へ、Web広告の種類や特徴についての基本情報を図解しながら解説します。

本記事を書いた人

リコッタ
リコッタ

大学でマーケティングを専攻し、花王や食べログでマーケティングに5年以上従事。多くの新製品や新規事業を立ち上げてきました。

Web広告とは?

まず前提知識として、Web広告の定義と特徴について押さえておきましょう。

そもそもWeb広告とは、「インターネット上のスペースに掲載される広告」のことです。

スマホ普及によりWeb広告市場は増加しており、2019年にはとうとうテレビの出稿額を抜きました。2020年には媒体費約1兆7,000億円(前年比105%)まで成長しています※。

※ 電通「日本の広告費 https://www.dentsu.co.jp/knowledge/ad_cost/」より

Web広告の特徴

Web広告の最大の特徴として、狙ったユーザーに広告を出せるターゲティングが挙げられます。テレビだと年代×性別くらいしか変数を選べませんが、Web広告の場合はサイト履歴などからcookieという仕組みを使って、ユーザーの興味関心や属性(性別・年齢・職業など)、位置情報などから狙ったターゲットに配信することができます。

なお、Webマーケティングに関わる人はcookieの仕組みは知っておいた方がよいでしょう。以下記事でわかりやすく解説しています。

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またWeb広告は、広告主とユーザーとのコミュニケーションが可能です。例えば投稿を募るユーザー参加型のキャンペーンなども広告として企画することができます。

さらに、効果計測もリアルタイムで正確に行うことができるのもWeb広告ならではの特徴です。
逆にいうとCMのように配信して終わりではなく、動向を見ながら広告プランの改善・最適化を行う必要があります。

Web広告の種類

『メディア』×『広告メニュー』で決まる

Web広告の種類は、配信する「メディア」と「広告メニュー」の組み合わせで決まります

例えばTwitterアカウントのフォロワーを増やしたい場合は、Twitter内の広告でアカウントプロモツイートの広告を出すなど、狙いに合わせて選んでいきます。

Web広告の種類

以下からは、Web広告で主に使うメディアと広告メニューについて押さえていきます。

Web広告の種類 | 主なメディア

まず、主に使われるメディアの種類を3つ紹介します。

① 検索エンジン

GoogleやYahooなどの検索エンジンに広告を掲載します。インターネットの入り口として幅広いユーザーを集めることができるメディアです。

ホームページへのアクセスを増やしたい場合などに適しています。

② バーティカルメディア

ニュースサイトや就活、料理サイトなど、特定のテーマに沿ってコンテンツを提供しているメディアをバーティカルメディアといいます。

日本経済新聞電子版や、東洋経済オンライン、@cosme、マイナビ、クックパッドなどといったメディアです。

ユーザーが閲覧するコンテンツなどから興味関心を把握し、狙ったターゲットに広告を配信することができます
例えば、ビールの広告を出したい場合におつまみ系の記事を見ている人に出す、といった配信が可能です。

③ SNS

Twitter、Instagram、Facebook、LINEなどのSNS内で広告を掲載します。

SNSは近年企業が最も力を入れているメディアといえるでしょう。なぜかというと、双方向のコミュニケーションが可能なためエンゲージしやすく、拡散性があるため話題になりやすいからです。

Web広告全体の主な広告メニューは以下で紹介しますが、SNS各社それぞれで商品名や仕様が違ったり、定期的にアップデートされたりするので、広告配信に関わる人はこまめに広告商品をキャッチアップしておく必要があります。

Web広告の種類 | 主な広告メニュー

以下では、主に使われる広告メニューの商品体系4つを紹介します。掲載方法やコンテンツの内容によって大きく分類したものです。

① ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、ウェブページの広告枠に表示される静止画・またはテキストの広告です。テキスト広告やバナー広告などがあり、普段よく見るタイプの広告だと思います。

年齢やエリアなどの属性で分けた配信や、一度見た人に繰り返し配信するリターゲティングも設定できます。サイズにあわせたバナー画像やテキストを入稿します。

 

ディスプレイ広告例(価格.com

② リスティング広告

検索エンジンなど、特定のキーワードで検索すると、上位にテキストで表示される広告です。
1円から掲載できて、広告掲載中は検索上位に掲載できるので、Web広告を入れるときは必ずと言っていいほど使う手法です。

検索ワードや広告テキストを入稿して広告を配信していきます。

リスティング広告例

③ ビデオ広告

動画メディアや、ウェブページの広告枠や動画コンテンツ内に表示させる動画広告を指します。Youtubeの間で流れる広告のように、コンテンツの間に挿入されるものを「インストリーム広告」、Web上の広告枠や記事のコンテンツに表示されるものを「アウトストリーム広告」といいます。

短時間でユーザーに高く訴求できるのと、YoutubeやTverなどの利用者増加に伴い、ビデオ広告市場は拡大傾向にあります※2。

※2 電通「日本の広告費 https://www.dentsu.co.jp/knowledge/ad_cost/」より

④ ネイティブ広告

ネイティブ広告とは、デザインやフォーマットなど、媒体が提供する仕様に合わせた形で表示される広告のことです。

ユーザー視点で見ると、関心の高いサイトの中で自然に広告に触れるため、ユーザー体験を損ねることなく好意的に情報を受け取ることができる傾向にあります。

最近は広告が嫌がるユーザーが多くなってきているため、自然に媒体に調和するネイティブ広告は近年よく使われる広告スタイルです。

 ネイティブ広告例(美的.com

適したWeb広告の種類を選ぶには?

Web広告の種類は、配信する「メディア」と「広告プラン」の組み合わせで決まります。上記で主なメディアと広告プランについて解説しました。

どのメディアでどんな広告メニューを選べばよいかは、メディアごとのユーザー情報や、提供されている広告商品に対する広く深い理解が必要です。なぜならば、広告の目的によって、選ぶべきメディアや広告メニューは異なるからです。
また前例から学べることが多いため、過去行った広告パターンの効果測定を見つつ、知見を得ることが必要です。

なお、広告商品は定期的にアップデートされるため、Web広告の運用に関わる方は日々のチェックするようにしましょう。

以上、Web広告の種類についての基礎知識について解説しました。

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