誰でも作れるアンケートの作り方【そのまま使える無料テンプレートつき】

市場調査

アンケートを作りたいんだけど、どうやって作ればよいのかな?どんなところに気を付ければいい?

そんな方に向けて、メーカーの商品開発で数多くのアンケートを行ってきた私がわかりやすく解説します。

本記事を読めば以下の内容がわかります。誰でもアンケートを作成できる内容になっています。

  • 回答されやすいアンケートの作成手順
  • アンケート作成時に注意したいこと
  • 代表的なアンケートのテンプレート

本記事を書いた人

リコッタ
リコッタ

大学でマーケティングを専攻し、花王や食べログでマーケティングに5年以上従事。多くの新製品や新規事業を立ち上げてきました。

回答されやすいアンケートの作り方【5ステップ】

アンケートは、以下ステップで作成していきます。

上から順に解説していきます。

STEP① アンケートの調査設計をする

調査設計というのは、アンケートを行う背景や目的、対象者、スケジュールを明確にすることです。

調査設計をしっかり行うことで、アンケートにどんな項目を入れればよいのか、誰に配布すればよいのかなどを目的に沿って決めていくことができます。

通常メーカーなどで市場調査(アンケート)を行う場合も、調査設計をしっかり行って、調査企画書というものにまとめてから調査を始めます。それくらい重要です。

早速調査設計を始められるように、調査企画書のフォーマットも公開します。参考にしてみてください。

調査企画書フォーマットダウンロード(word形式)

STEP② アンケートの質問を作る

調査の設計ができたら、具体的にアンケートで聞く内容を決めていきます。

ここで、回答されにくいアンケートにならないために押さえておきたいポイントを3つ紹介します。

5分程度で回答できるボリュームを目指す

アンケートでありがちなのが、項目が多すぎて回答率が下がることです。

質問は目的を満たす最小限に抑え、誰でも回答できるボリュームを意識しましょう。5分程度で回答完了できるボリュームがよいです。

全般的な質問から個別の質問に移る構成にする

例えばイベントの感想を聞きたいときに、いきなり個別のブースについて聞かれると唐突と感じる人が多いと思います。

全体的な感想を聞いてから、さらに深堀するような構成にしましょう。

ちなみに、対象者のデモグラ(年齢、職業、性別など)は質問と分け、最初か最後に入れるのがセオリーです。

バイアス(誘導)をかけない

アンケート作成で最も注意したいことがこの「バイアス」です。

バイアスというのは、無意識的に回答を誘導してしまうことです。アンケート作成に慣れた人でもついついやってしまうことがあります。

例えば以下のような質問は、バイアスがかかっています。

例:最近英語学習する人が増えていますが、あなたは英語学習に興味がありますか。

 

こう聞くと、正しい数値よりも「はい」と回答する人が多くなります。「英語学習する人が増えている」という情報が判断に影響してしまうためです。

この場合は、以下質問が適しています。

修正:「あなたは英語学習に興味がありますか。

 

設問には余計な情報を入れず、聞きたい要素だけを入れることを意識的に行いましょう。

STEP③ アンケートの回答タイプを決める

回答タイプとは、単一回答か複数回答か自由回答か、といった回答の種類のことです。

質問に対してどうやって答えてもらうかを適切に選ぶことで、回答者はスムーズに答えることができるようになります。

ここでは、代表的な回答タイプをそれぞれ説明します。設問に適した回答タイプを選びましょう。

● シングルアンサー(選択肢から1つだけ選んでもらう)

性別や年代、使うか使わないかなど、1人1つしか回答し得ない場合に使用します。

▼回答イメージ

● マルチアンサー(選択肢から複数選んでもらう)

選択肢から複数選んでほしいときに使います。

利用しているものをすべて選んでもらうときなど、1人あたり複数の回答が発生する場合に使用します。

▼回答イメージ

● スケール(段階で評価してもらう)

「どのくらい満足しているか」「どのくらい好きか」などを段階で評価してもらうときにはスケールが適しています。

▼回答イメージ

● フリーアンサー(意見や感想を自由に記述してもらう)

意見や感想などを自由回答で記入して欲しいときに使います。

選択肢では拾いきれない回答を得られるのがメリットですが、集計に手間がかかったり回答の負担になったりするので、大事なポイントで使用しましょう。

▼回答イメージ(段落にて作成)

STEP④ 選択肢を作る

質問文と回答タイプを決めたら、選択肢を作っていきます。
選択肢は多くても10個以内を目安にしましょう。

選択肢を作る際に注意しておきたいポイントも3つ紹介します。

選択肢から必ず選べるようにする

回答者が全員どれかの選択肢から選べるように注意しましょう。

選択肢以外もあり得る場合には「その他」を入れたり、使っている商品について聞く場合には「使っていない」の選択肢も入れる、などです。

代表的な選択肢は網羅する

代表的な選択肢はすべて選択肢に入れ込むようにしましょう。

あまりに選択肢が不足していると「その他」が多くなり、分析がしにくくなります。

似ている選択肢は避ける

例えば「家族」と「両親」など、似ている選択肢が存在すると人によって選択肢の判断が異なり、正確なデータを取れません。

被らずに全員を網羅できる選択肢を設定しましょう。

STEP⑤ 作成・レビューをする

質問や選択肢を実際のアンケート用紙やオンラインフォームに書き起こしていきます。

アンケートが完成したら、公開する前に必ず関係者でプレビューしましょう。誤字脱字や分岐のミスなど、意外と見逃してしまうものです。

以下観点でチェックするとよいです。

  • 回答者に負担のない質問ボリュームか
  • 設問の順番は適切か
  • 設問は誘導尋問になっていないか
  • 設問文はだれでもわかる表現になっているか
  • 選択肢の数は適切か
  • 選択肢に抜け漏れやダブりがないか

Webアンケートで実施する場合は、Googleフォームで作るのがおすすめです。Googleフォームを使ったアンケート作成方法を解説した記事もあるので、必要な方は併せてご覧ください。

Googleフォームの使い方を徹底解説【画像付き】
WebアンケートにはGoogleフォームが一番おすすめです。Googleフォームでのアンケートの作成方法を画像付きで丁寧に解説しています。

すぐに使えるアンケートのテンプレート3つ

最後に、すぐに使えるアンケートのテンプレートを3つ公開します。

少し設問などを加工すれば様々な用途で使っていただけると思います。

イベント来場者向けアンケート

イベント来場者に向けてイベントの内容への満足度や、次回の来場意向などの項目を入れています。

▼アンケートイメージ

▼フォーマットダウンロード(Excel形式)

イベント来場者向けアンケートフォーマット

来店客向けアンケート

飲食店などのお店に来店したお客様へ、サービス内容への満足度に関する質問項目などを入れています。

▼アンケートイメージ

▼フォーマットダウンロード(Excel形式)

来店客向けアンケートフォーマット

使用調査アンケート

商品の利用状況や、商品カテゴリーに求める要件などに関する項目を入れています。

▼アンケートイメージ

▼フォーマットダウンロード(Excel形式)

以上、回答されやすいアンケートの作り方とすぐに使えるアンケートフォーマットを紹介しました。

皆様のアンケートにお役立ていただければ幸いです。

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