心に刺さるキャッチコピーの作り方【すぐに真似できるテクニック18選】

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キャッチコピーを考えたいけど、いいコピーが思いつかない・・・

キャッチコピーを考えたいけどなかなか思い浮かばない方へ、ターゲットに刺さるキャッチコピーの作り方と、厳選したすぐに真似できるテクニック18選を紹介します。

ぜひキャッチコピー作りのヒントにしてみてください。

本記事を書いた人

リコッタ
リコッタ

大学でマーケティングを専攻し、花王や食べログでマーケティングに5年以上従事。多くの新製品や新規事業を立ち上げてきました。

心に刺さるキャッチコピーの作り方【3ステップ】

STEP①「誰に」「何を」伝えたいのか具体的に整理する

まず、「誰に伝えたいのか」、「何を伝えたいのか」を整理しましょう。

重要なことは、できるだけ具体的に考えることです。

例えば、

(例)髪のダメージに悩む人に、シャンプーの良さを伝える

だと、「シャンプーの良さ」という曖昧なメッセージとなり、深く刺さらないキャッチコピーとなる場合が多いです。

この場合は、例えば以下のように具体的に整理していきます。

(例)髪のダメージに悩む人に、シャンプーの良さを伝える
→(例)毛先ダメージに悩む人に、実はトリートメントよりもシャンプーが重要と気づかせる

面接の自己アピールの場合だと、以下のようなイメージです。

(例)メーカーの面接官に、自分のコミュニケーション力の高さを伝える

STEP② 最低3本キャッチコピーを考えてみる

渾身の一作を作っても、他の人に聞くと思ったほど伝わらないというのはよくあることです。

最低でも3本は、キャッチコピーを考えてみましょう。

キャッチコピーは25文字以内を目指そう

広告に目を留めて判断するまで、数秒と言われています。あまり長いとメッセージが伝わらず、商品や自社に興味を持ってもらえません。

例えば、以下引用は期間限定のKIRIN飲料のキャッチコピーですが、25文字を超えてアレンジしてみるとメッセージ性が弱くなるのがわかります。

ぎゅーっと詰まった白桃のおいしさ。」(小岩井 純水白桃 17文字)

比較:ジューシー白桃のおいしさと香りが楽しめる、期間限定飲料(著者作 27文字)

要素が多いと逆に目に留まりにくいのがわかります。
キャッチコピーはできるだけ短く、25文字以内に収めるようにしましょう。

STEP③ アンケートを取ってどのコピーにするか決める

可能であれば、複数考えたキャッチコピーを使う前に、どのキャッチコピーが好きか、伝えたいメッセージと合っているかなどをアンケートで確認するとよいでしょう。

大々的なアンケートは難しくても、10人くらいに聞いていけば傾向は掴めます。Googleフォームなどを使えば簡単に集まると思います。

他の人に聞くと思ってもいなかった意見が出ることもあるので、第三者の意見を取り入れた方がより精度の高いコピーになることは間違いないです。

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すぐに真似できるキャッチコピーのテクニック18選

ここからは、コピーワークに使える表現テクニックを18個厳選して紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

① 新しさを伝える

「新商品」と目を留めてしまうように、新規性には、思わず気になってしまう引力があります。メッセージで「新しさ」を訴求したいときに使える手法です。

例 「さりげなく、未来です」(コカ・コーラ Coke ON)

使えるキーワード例

○○のその先へ
新○○
○○の新常識
○○革命
業界初の○○

② 数字を使う

データに基づいていることがわかると、商品やサービスの信頼につながります。訴求したい内容にデータをいかに活用できるかを考えてみましょう。

例 「86%の人が、緑茶を「おいしさ」で選んでいる」(サントリー 綾鷹)

使えるキーワード例

○%の人が実感する
これを使えば○%アップ
リピート率○%
○種類の××を厳選
○倍楽しくなる

③ 強調する

価値をインパクトを持って伝えたい場合、強調表現をうまく使うことでその部分を大胆に強調することができます。伝えたいメリットやメッセージを特に目立たせたい場合に使える表現です。

例 「好きこそ無敵」(住友生命)

使えるキーワード例

○○こそ××
○○宣言
○○にも関わらず
圧倒的○○
○○すればするほど手放せなくなる

④ 問いかける

疑問文をうまく使うことで、キャッチコピーを見たときに自分に置き換えて思わず考えてしまい、目に留まりやすくなることがあります。

例 「あなたのカゼは、どこから?」(ベンザブロック)

使えるキーワード例

普段○○してますか?
○○な人は手を挙げて
○○に興味はありませんか?
実は○○気になっていませんか
○○で大丈夫?

⑤ 気づきを与える

実は気づいていなかった事実を広告で見ると、つい気になりますよね。知らなかったことや、忘れかけていた気づきを与えることで、思わずハッとさせる効果があります。

例 「乳がん検診で一番多く見つかるものは、安心です」(ピンクリボンキャンペーン)

使えるキーワード例

事実!実は○○だった
知ってましたか?実は○○なこと
○○はここにあった
デキる人は使っている○○
○○の秘密はこれだった

⑥ 簡単さ、利便性を伝える

より簡単であることや気軽であることが価値になる商品やサービスの場合、心理的ハードルが下がり手に取ってもらいやすくなります。日用品のキャッチコピーでもよく使われる手法です。

例 「つめかえいらずでラク ムダなし キレイ」(エッセンシャル スマートホルダー)

使えるキーワード例

○○不要
○○するだけ
簡単○ステップ
○日で身につく
いつでもどこでも○○できる

⑦ 信頼感、安心感を伝える

商品やサービスを選択するときに、「失敗したくない」という気持ちは誰もがもっている本音だと思います。価格が高い場合や、トライアルのユーザーを獲得したいときには効果的な手法でしょう。

例 「地域の皆様のお困り事を解決!「便利」サービスのプロ集団」(株式会社ベンリーコーポレーション)

使えるキーワード例

○○のプロ
世界が認めた○○
○○の実績
○○を保証します
満足いただけなかったら返金します

⑧ 不安を煽る

日々の中で感じていたり、あるいは気づいていなかった不安要素をうまく取り入れることで、見る人の関心を引き付ける効果が期待できます。洗剤や化粧品などでよく使われます。

例 「泡立ち低下の原因は菌づまり!」(ジョイ)

使えるキーワード例

○○だけで本当に大丈夫?
○○をリセットする
○○の救世主
実は間違えやすい○○
まだ○○してないの?

⑨ 逆説表現を使う

逆説表現とは相反するものを組み合わせることです。あえて使うことで、見る人を考えさせて注意を引き付ける効果があります。

例 「挑戦する人か、人の挑戦にあれこれ言う人か」(東京海上日動)

使えるキーワード例

○○か、××か
○○な人もできる
○○なのに××
あえての○○
○○と××を両立した

⑩ 例える

例えをうまく使うことで、見る人のイメージを膨らませる効果があります。また、面白く例えると思わずクスっと笑ってしまい記憶に残りやすくなります。

例 「まるで本物の花の香り」(レノアハピネス)

使えるキーワード例

まるで○○
○○のような
○○みたいな
あたかも○○
まさに○○

⑪ 擬音を使う

擬音が適した商材の場合、商品を使ったときのイメージを直感的に伝えることができます。食品などによく使われる手法です。

例 「じっくりコトコト煮込んだスープ」(POKKA SAPPORO)

使えるキーワード例

○○でサラサラ髪へ
サクッと美味しい
フワフワ食感
もちもちな〇〇
○○でしっとり素肌

⑫ 最上級表現を使う

「売上No.1」といったコピーを聞くと、商材の機能や性能への信頼につながります。メッセージで特に強調したい部分がある場合に使える際はうまく活用するとよいでしょう。ただ、最上級表現には景表法上条件があったり注釈が必要になったりするので、広告で使う場合には注意が必要です。

例 「スキンケアもできる最強*UV」(ANESSA)

*「最強」とはSPF50+、PA++++、およびアネッサ内ウォータープルーフ効果を意味する

使えるキーワード例

売上No.1
最強の○○
業界トップクラスの○○
史上最高の○○
どこよりも○○

⑬ 付加価値をアピールする

消費者は他と比べてより価値を感じられるものに興味を示します。他とは違う付加価値をキャッチコピーに取り込むことで、見る人の関心を引き付けることができます。

例 「抗菌も消臭も洗浄もこれ一本で一気に解決」(アタック 3X)

使えるキーワード例

○○だけじゃなく××もできる
Neo○○
○○と××を両立
今だけ○○つき
さらに○○

⑭ 体感を表現する

体験したような感覚をキャッチコピーから感じられることで、具体的なイメージを想像することができ行動につながりやすくなることがあります。体験してもらいたいカテゴリーに合った手法です。

例 「-5℃の冷感とうるおい感!」(プリオール BBスプレーファンデーション)

使えるキーワード例

体感○○
溶け合う○○
○○に効く
○○感(うるおい、サラサラ、素肌など)
思わず○○したくなる

⑮ 感動を与える

思いが込められていたり、励ますようなメッセージ性があると、見る人の感情を揺さぶるキャッチコピーとなることがあります。商品のキャッチコピーというよりは、ブランドメッセージなどに使われることが多いです。

例 「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです」(ゼクシィ)

使えるキーワード例

運命を変える○○
つい見とれてしまう○○
時を忘れる○○
夢の○○
○○に酔いしれる

⑯ 第三者の評価を入れる

売り手側の一方的なメッセージだけだと信用されにくいこともありますが、第三者の評価が入ることでより信頼してメッセージを受け取ることができます。

例 「お客さまに選ばれ続けるトレンドマイクロ」(TREND MICRO)

使えるキーワード例

選ばれ続ける○○
○○が認めた
○人が美味しいと答えた
○○が満足する
○○も愛用する

⑰ 比較する

ただ商品の良さを伝えるだけではなく比較要素や比較表現を用いることで、より価値を高めて伝えられる効果があります。

例 「ここで差がつく!英文ライティングの技術」(鈴木健士 著書)

使えるキーワード例

○○の方が××
○○で差をつける
どこよりも○○します
比べてみてください
日々をちょっと元気にしてくれる○○

⑱ 特別感を演出する

消費者は、より特別なものやこだわりのあるものに魅力を感じる傾向があります。また、非日常感を訴求したい場合にも効果的です。高品質な商品や、旅行商材などによく用いられます。

例 「都心の上質な日常を提供する、緑とアートの複合都市」(TOKYO MID TOWN)

使えるキーワード例

ワンランク上の○○
上質な○○
○○厳選
こだわりの○○
本格○○

早速キャッチコピーを書いてみよう

以上、キャッチコピーの作り方3ステップと、真似できるテクニック18選を紹介しました。

今回紹介したキャッチコピーの作り方やテクニックを参考にして、あなたやあなたの商品の魅力を訴求できる新しい表現を探してみてください。

もしキャッチコピーがなかなか浮かばない方は、企業のキャッチコピーや、人気本のタイトルなどを沢山見てみると、新たなアイディアが生まれるかもしれません。

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